相続の基礎知識
人が亡くなると「相続」が発生します。
ただ、この「相続」、言葉で聞くことはあっても実際に経験したことのある人は少ないのではないでしょうか?
そこで本ページでは相続に関する基礎知識を解説してまいります。あくまで簡易的な説明にとどめているので、詳しい説明は各章の末尾にあるリンクから各説明ページをご覧ください。
本ページが相続で悩む方にとっての助けになることを願っております。
相続が発生したら何をすればいいの?
人が亡くなることで「相続」が始まります。
相続の手続きは複雑なものが多く、十分な知識なしで臨むと思わぬところで躓く可能性があります。
個人的に躓く程度ならまだ良いのですが、時には他の相続人とのトラブルに発展するケースもあるので必ず正規の手順でトラブルを回避して手続きを進めることが大切になります。
まずは「誰が(相続人は誰か)」「何を(相続財産は何か)」「どのくらい(どう分割するか)」という最もトラブルになりやすい基礎的な部分の知識を付けましょう。
▼詳しくはこちらの記事から▼
『相続が発生したらどうする!?遺産相続の注意点・要点はこちら』
法定相続人と法定相続分って何?
被相続人(亡くなった方)が遺言を作成していなかった場合は、民法に従って遺産を分割していくことになります。
民法には、誰が相続人となるのか(法定相続人)についてと、各相続人が受け継ぐ財産の割合(法定相続分)についての定めがあります。
例えば、被相続人に配偶者と子供が二人いるような場合には、配偶者が相続財産の1/2、子供達がそれぞれ1/4ずつ相続すると民法で定められています。
ちなみに、必ずこの割合で相続を行わなくてはならないというものではありません。
▼詳しくはこちらの記事から▼
『法定相続人と法定相続分について徹底解説!司法書士が「誰が何割もらえるの?」に答えます』
戸籍収集は大変なんです…
法定相続人はどのように決定するのでしょうか?
その答えは、「被相続人の戸籍を生まれた瞬間から亡くなる瞬間まですべて集めて、被相続人と血縁関係にある人をすべて洗い出す」という方法になります。
これをきちんと行っておかないと、後々になって実は血縁関係があった隠し子が出てきて訴訟沙汰になるなど、リスクを背負うことになりかねません。
ですから、戸籍収集は完璧に行っておく必要があります。
▼詳しくはこちらの記事から▼
プラスとマイナスの遺産両方を見極めましょう
遺産にはプラスの財産とマイナスの財産の両方が含まれます。
例えばプラスの財産であれば不動産や預貯金、マイナスの財産であれば負債や借金といったところになります。
こうした財産の相続の仕方についても三つの方法があります。
「単純承認」「相続放棄」「限定承認」の三つのなかから自分の状況で最適な方法をとる必要があります。
▼詳しくはこちらの記事から▼
相続手続に必要なもの
相続手続きにあたっては非常に多岐に渡る書類を用意する必要があります。
相続人の確定のための戸籍の収集から始まって印鑑に至るまで様々なものを用意する必要があります。
こういった相続手続きは司法書士にすべて任せてしまうという手もあるので、忙しい人はそういった方法を検討してみるのも良いでしょう。
▼詳しくはこちらの記事から▼
相続登記や相続手続きを自力で行おうとしている方へ
近年では相続登記や相続手続きをすべて自力で行おうという方も少しづつ増えてきています。
インターネットによって知識を獲得することが容易になったり、法務局での対応がよくなったことからこうした変化が起こっています。
しかし、一方でいまだに相続登記や相続手続きを巡るトラブルはなくなることがありません。
ご自分で手続きをしようと思っている方も、既にした方も、注意点・リスクを把握しておくことが肝要になります。
▼詳しくはこちらの記事から▼
『相続登記・相続手続きを自力で法務局で行う場合の注意点!【相続の専門家が解説】』」
相続手続きの無料相談実施中!
ここまで、簡単に相続の基礎を解説してまいりました。
しかし、これだけでは疑問が解消されないという方もいるかと思います。
そこで、そうした方に向けて当事務所では相続の無料相談を実施しております。少し話を聞いてみる程度でも一切構いませんので、是非一度ご相談にお越しください。
皆様がお持ちの疑問や悩みに答えるために、相続に専門特化した司法書士が親切丁寧にお話をお伺いいたします。
無料相談の予約やお問い合わせは0120-600-719までご連絡ください。
この記事を担当した代表司法書士
アコード相続・遺言相談室
代表司法書士
近藤 誠
- 保有資格
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司法書士・簡裁訴訟代理認定司法書士
- 専門分野
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遺言、家族信託、M&A、生前贈与、不動産有効活用等の生前対策
- 経歴
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司法書士法人アコードの代表を勤める。20年を超える豊富な経験、相続の相談件数6000件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。